どうも。クリエイティブ部 小島和人ハモニズムです。
美術作家としての活動の中で、現代アートの世界では、しばしば「ゴミを再利用」や「エコ」等の「原価が0円」である事が評価に繋がったりします。
美術のイベントは予算があまり無かったり、作品の費用が自前であったりと、大きな作品をいかに費用をかけずに作るか。という問題と常に戦っている。
つまり、「価値のない物を、価値をある物に変える」戦いです。
今回はそんな現代アートの考え方を活かし、原価0円の素材を使った「素材を最大限に活かした広告・プロモーション」です。
「素材を最大限に活かした看板」その4
原価0で手に入る素材
「タダの物!」「金かからんもの!」とか考えていると、中々希望する素材にはたどり着けなかったりします。
そういう時には、何も考えないで下さい。
そのまま外出して散歩したり、カフェでくつろいだり、色んなお店を見たり、関係ない事をしてみて下さい。
そうすると、ふとした時に「コレいけるんじゃね?」みたいな物に遭遇します。
そして11月末現在、街に溢れている素材があります。
道路を埋め尽くす黄色、山道を埋め尽くす赤い色。
そう、落ち葉です。
落ち葉を使えば無料・タダ。原価0円です。
では落ち葉を使った広告を企画してみようと思います。
■形自体がすでに可愛い落ち葉
落ち葉。
特に秋の落ち葉は形が特徴的で、何もしなくても可愛いですね。
今回はこの可愛い落ち葉に穴をあけてみます。
※イメージ
■型抜きしてみた
仮に、架空のブランドのロゴを作成しました。
■設定
名称/ショパン
国/ベルギー(1978年設立)
主な商品/高級ビターチョコレート(チョコ一個当たり平均450円)
ターゲット/とにかくセレブ
植物が豊富な大通り沿いの路面店の設定です。
ではさっそく落ち葉に「ショパンロゴ」の穴をあけてみます。
※イメージ
うん、まずまずの見た目ではないかと思います。
■敷き詰めてみた
あんまり敷き詰まりすぎると気持ち悪いと思いますが、良いんじゃないでしょうか?
■ゲリラで行い、ビックリさせる
これのポイントは、穴を開けた落ち葉を見える場所に意図的に置くよりも、店の前等にさりげなくバラまいておくなどすると、見つけた際のビックリが倍増して良いのでは無いかと思います。
インスタグラム等のSNSでも拡散されやすく、プロモーション効果が高いのでは無いかと思います。
如何でしょうか。
皆さんも身近な素材を使って看板・広告を作ってみましょう。
あ〜面白い広告作りたい。
クリエイティブ部 小島 和人 ハモニズム
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