今日はいつもより少し早く出社。
ブラインドを上げてラジオを付ける。
席に着き、macを立ち上げようとすると会社用のiPhoneにLINEメッセージが届く。
会社の大判プリント出力等の製作を担当する、バドミントン好きの工場長からだ。
「おはようございます。仕事の事ではないですが、事業部少しクリスマス 🙂 チック。」
なんとも淡白な文体でこの画像が添えられていた。
工場のファサードにクリスマス装飾を施した模様。
うん?
かわいい。。
この可愛いトナカイを嬉しそうに送ってくる工場長にほっこりした冬の朝。
■絵柄を自在に切れるカッティングシール
工場長がガラスに嬉しそうに貼っていたシールは「カッティングシート」と呼ばれる商品です。
photo by カッティングシート CUTTING SHEET 製品情報 | 中川ケミカル
多数のメーカーがシール素材を開発しているので、色数が豊富。
用途も屋内用、屋外用等と細分化されていて様々なディスプレイに使用されています。
photo by 資料請求 | 株式会社中川ケミカル
このシートを手で切っている。
なんて言う事はなくて、下の写真の様なカッティングプロッターという機械にデザインデータを送信すると自動的にデータ通りにカットしてくれます。
この写真では不要な部分が剥がされて白い基材が見えていますが、実際には不要な部分を取り除く工程があり、ここは今でも手作業で行っています。
たまにある話では、デザイナーがアホみたいに細かいデータを作ると製作スタッフがこの工程で地獄を見る事になります。
作業の後のお昼ご飯の時「黒ゴマご飯だったかな?」と思いきや取り除いたカッティングシートのクズだった。なんて事もある様な気がします(知らんけど)
カッティングシートは主にガラス面・ショーウィンドウ等に使用される事が多く、インクジェット出力物とは違い、ガラス面に何も貼っていない部分が残るので透過度の高さや空間との一体感が特徴です。
photo by 施工事例 | 株式会社中川ケミカル
それでは。ガラス面装飾はアドニックにご相談下さい。
クリエイティブ部 小島和人ハモニズム