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【アドバンス/WEB関連事業】/エントランスリニューアルデザイン

【アドバンス/WEB関連事業】/エントランスリニューアルデザイン
プロデュース・デザイン/小島和人ハモニズム
■コンセプト
タイルに見立てた PCキーボード装飾
初めて伺う会社。受付を済ました後案内をされるまで、何となく壁にかかった装飾や植物を眺める。
会社のエントランスは意外とじっくりと観察されているものである。
そこに特徴的な物があった場合、その後の打ち合わせや会議の中で話のネタとなって活きてくる。
今回は単に美しいデザインと言うだけではなくそんな「話題提供」もできるディスプレイを目指した。
WEB関連事業会社のエントランスリニューアル。
デジタルな世界をいかにして物に置き換えるか。
見て触れる事ができるアナログ的な手法でいて、最先端を走る企業らしく洗練された空気を纏う表現を目指した。
赤いキーボード
キーボードのボタンを、コーポレートカラーの「赤」で塗装。
ランダム配置の文字列の中に、
「FUTURE(未来)」
「PIONEER(先駆的)」
「PROSPECTIVE(将来)」 等、
社名の「Advance(前進)」と関連性の高い単語を
メッセージとして埋め込んだ。
前向きだから、「Back space」「Delete」のキーは使用しない。
ロゴサインは鏡面仕上げ。洗練された「真紅」のイメージに。
並べたキーボードのボタンは3000個。
キーボードタイルに隠した単語は全て「→(右矢印)」ボタンの間に入っている。
このような感じ。
「PIONEER(開拓者・先行者)」
メイン装飾の横壁は造作された曲面形状の周囲とロゴのみを行灯発光させ、過度な発光をさせずにラインを印象的に光らせる事で、ここもまた、洗練さを強く打ち出した。
そして、今回使っている色は全て赤のトーン違い・もしくはテクスチャ違いなのだが、わずかなトーンの差・テクスチャの差に気を配ることでそれぞれを引き立てた上で統一感のあるデザインを目指した。
いくつかデザイン提案した中で、このプランだけは「普通」ではなかった。
結果としてこのプランは即決で選ばれたのだが、迷わずこのプランを選ばれたクライアント様の「前進する意志」を感じさせて頂いた。
小島 和人 ハモニズム