工事現場やイベントの列の整理等に使われる三角コーン(またはカラーコーン、パイロン) 街中にたくさんあって、誰もがきっと目にした事がありますよね。
ちなみにこれ、業界によって呼び名が変わります。 一般的にはカラーコーン、三角コーン 土木業界ではロードコーン。建築業界やカーレース等ではパイロン。
■実は優れたシルエット。
工事現場や駐車場を華やかにするカラーコーン
街に等間隔で並ぶ電柱と同じ様にあまりにも街にありふれすぎていて、
ほとんどの人が普段それほど意識してみる事はないと思いますが、カラーコーンってじっくり見るとめっちゃ可愛くてオシャレなんですよ。
ほらね。 あんまりわかりませんかね? 僕は可愛いと思うんですよ。
でも彼らはあまり丁寧に扱われる事が無く、いつもバキバキになって無惨な姿になっています。。。
orz..
その悲惨な光景に耐えられず、【自称】カラーコーン王子の僕は奮起して、デザイナーとして彼らを救うことに決めました。
「どうすればバキバキにされず大切に扱ってもらえるのか?」 「どうすれば街の景観として調和したものになるのか?」 色々な想いを秘め、そうして出来上がったプロダクトがその名も 「デザインパイロン」 2012年の5月の事でした。
出来上がったのがこれ。 既存のカラーコーンに被せるだけでオシャレで可愛いデザインに早変わり。
デザインはかわいいもの、オシャレな物、綺麗なもの等50種類以上。
その他 クリスマスツリーや
門松や(テレビ・新聞にも取り上げられました。)
えんぴつや
たけのこまで
綺麗なお姉さんとコラボ
オリジナルのデザインもできます
■メディアにも多数取り上げられました
・産経新聞「人気MONO」コーナー 2012.12.17
町を楽しくおしゃれに
工事現場や駐輪場で、スペースの確保や注意を促すために用いられる赤い“三角コーン”。この印象をガラリと変えるユニークなシート「デザインパイロン」が登場した。商品を開発した看板制作販売会社「アドニック」(大阪市中央区)の小島和人さん(30)は「大阪の町を楽しくおしゃれに彩りたい」と夢を語る。
三角コーンは1914年に、アメリカ・ニューヨークで誕生。当時はコンクリート製だったが、約50年後にプラスチック製のものが登場し、近年は樹脂やゴム性など次々と新しい素材も導入されている。一方でデザインにはほとんど変化はない。「以前から三角コーンのシルエットに魅力を感じていた」と話す小島さん。発想の転換を軸に、日頃からアイデアを模索しており、単調な三角コーンに芸術性や広告的要素を加え、景観のアクセントとしても楽しんでもらう事を思いついたと言う。(本文より)
■その他
・Yahooニュース ヘッドライン、マイナビニュース、Exiteニュース 2015.3.31
・TBS「みのもんたの朝ズバッ!」で「KADOMATSU門松」をご紹介頂きました。2012.12.25
・「Gigazine」2012.12.17『工事現場の三角コーンを門松・タケノコ・スイカに変える「デザインパイロン」』
etc
最初は僕の主観・美観で始まったプロダクトですが、おかげさまで3年が過ぎた今でも受注を頂けています。
初年度にご購入頂いて今でも使い続けて下さっているお客様もおられます。 似た様な商品も出てきているのですが、良い意味で一つの分野を作る事が出来たと思っています。
クライアントの課題を一緒に解決して行く仕事も素晴らしくやりがいを感じますが、こうやって自分が好きで考えたものが世の中に認められるのはリエイター冥利につきますね。
幸せです。
みなさんもカラーコーンを見かけたら優しく扱ってあげてくださいね。
蹴ったら怒るよ!
デザインパイロンWEBサイトはこちら
小島和人ハモニズム