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2015.12.18
看板計画とは台本のようなもの【サイン計画】

・外出する理由
・その場所に行く理由
・そこを通る理由
・そこを通る時間帯
・そこに多い性別・年齢
・周辺環境

様々な要因が重なって、あなたのテリトリー(お店等)に人が入ります。

■そこにいるのには理由がある

 

私はアート表現の一環で音楽イベントや舞台の演出をしていて、脚本・台本等を書いているのですが、物語やセリフをいきなり書いて行く事はまずありません。

まず、物語の時代背景や、物語の世界の状況、キャラクターの性格・設定や演出として最終的にお客さんに何を伝えたいか。という具合に設定から構築して行きます。

実はここが一番時間がかかります。
これを無くして書いた台本はなんとも薄っぺらく、人に伝わりにくいものになります。

A=設定(物語の時代背景や、物語の世界の状況、キャラクターの性格等)
B=伝えたい事(お客さんに)
C=セリフ
と仮定して

設定+伝えたい事=セリフ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

設定+伝えたい事=セリフ
これが理想的なセリフを産み出す台本。

■サイン計画=台本

私はサイン計画(看板計画)は、この台本の様な物だと考えます。
A=設定(そこを通る理由、そこを通る時間帯、そこに多い性別・年齢、周辺環境等のマーケティング等)
B=伝えたい事(価格なのか、空間の素晴らしさなのか、スタッフの人間性なのか)
C=看板(A型看板・のぼり・突き出し看板・幕と内容)

設定+伝えたい事=看板。
このABがサイン計画の要。

いきなり「看板(セリフ)」では意味が無い物になります。

私達が住む大阪は建物が密集する看板激戦区。

デザイナーに依頼する時は、いきなりセリフ(看板)の製作を御願いせずに、
台本(サイン計画)を依頼してみて下さい。

きっとあなたが理想とする舞台(集客状況)を作るのに一歩近づきます。

クリエイティブ部 小島和人ハモニズム